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オタカラ用。替え歌作成者さま方には全力で感謝と愛を捧げます。
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不協和音

蔓薔薇に七星天道
葉桜に銀色蜻蜒
キスをしたガーデンの隅で
口付けた庭園の隅で
切ないという感情を知る
響く雨の不協和音

悪い夢に囚われた
お前を早く起こそう
どんな言葉を交えれば
心届くだろう?
何が欲しい?なんて
聞かれても困る綺麗な
黒に惑わされたまま
夕暮れ溶けていった


伏せた睫毛
宵空の瞳
微笑み乗せて紡ぐ言葉


白菊に花蜂晶々
蜜を吸う 言葉枯れるまで
惜愛という感情を知る
揺らぐ声の 余響和音


(不協和音
 葉月の
 ら ら ら ら 
 落日
 まだ見えぬ 
 庭園の隅で
 ららら落日
 蝉時雨
 不協和音)

雨の中で濡れた
髪までこうも懐かしく
些細な思い出を
かき集め震えて立ってる
追いかけては逃げる
争い無情に続いて
甘言などに惑う
事はもう二度と無い


白い肌に 
若草の瞳 
傷付くたび浮かぶ涙


唾棄すべき歪んだ思い 
生んだのは私だけですか?
そうでしょう?
わかってるくせに
境界線遠くに隔てる


後悔はしないと決めた
その分だけ弾丸の予備が減る
狂い咲いた花にはあれど
一瞬で散りはしない


傷口から溶け出したものは
哀情それとも――

後悔は死ぬほどしてる
その分だけ対岸に呼びかける
ずるい言葉 それでもいいさ 
一心に繋ぎとめよう


諦めに霞んだ瞳 
映すのは俺であったはず
そうだろう?
わかってるくせに
境界線とっくに越えてる


蔓薔薇に七星天道
キスをしよう庭園の隅で
切愛という感情を知る
風に葉擦れ 余響和音


葉桜に銀色蜻蜒
口付ける庭園の隅で
切愛という感情を知る
紡ぐ言葉


余響和音

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幽けき日が東の海に昇る
いつの間にか影広がる現状
秋津の群不安げに飛び回り
貴方の手に両翅休めた


頑なな指引き寄せ
霧の街に誘おう
望まれないことならば
尚更惹かれていた


だけど狂おしい確かめて欲しい
間違いなど無いんだと思いたい
傷付いて尚も慕わしい
貴方の隣寄り添い
教えて下さい

言葉尽きて雲は影を落として
逃げないなら 終着を見届けろ
「オカシイ」のかたまらなく好きなのに
行ける場所まで行けと言えず


迷い込んだ世界から
駆け出して見失う
優しささえも信じる事など
もう出来ずに


黒髪を撫でたあの日は遠くて
紛れも無い現実は苦い味
触れたくてもういないと知る
沈む夕日 誰よりも
大切にしてた


夜明けが来ても無力で
頬を濡らす私に
「大丈夫」と囁いた
貴方の青葉の目も…


抱き寄せて欲しい
確かめて欲しい
隔たりなど無いんだと思わせて
口付けて塗り替えて欲しい
新たな歴史を寄り添い
進みたい


引き寄せるマグネットのように
たとえ一度離れても腕を取った
触れていろ戻れなくていい
それでいいな 誰よりも
大切にするさ
彼らの国は遥けき
波間に隔てられ
どこかですれ違い…
それは悲劇か

海を渡る船を見送り
"せいぜい いい夢を見てこい″
大人は余裕がなくちゃね


海を越え見つけた友人
でも今は 身を灼く戦塵
今度はしばらく行けない


噛みつかない牙 優しい手も
似合わないね もどかしい程
潮風(かぜ)の中に 同じ匂い
嗅いだせいか
知らないフリはしてられない
知りたいと思う普通でしょ
何があったの 東の神秘
見せて欲しいな俺に…


ずっと追い求め黄金郷(エル=ドラド)
制止の言葉 聞き飽きてた
魔法や時間が要るのかい?
悪いヤツは いやしないさ!
逃げ出したんだ白亜国(アルビオン)
ほら その世界は狭すぎる
そうだろ 認めて欲しいな
そうじゃないと 楽しくないよ
ねえ 君なら何が欲しい?

気付けば君は 洋装身形
当然のように アイツが隣
今なら分かるよ 悔しさ

言葉 思想の 境界線
階級示す 強固な貴賤
越えてく覚悟も無いくせに…

噛みつくほどに 痛いほどに
互いを見ていた 知ってたよ
矜持高く 本音隠す
よく似ていた
彼らが示す 繋いだ手に
握ってる それは凶刃だ
折り取るなよ 椿の花を
枯れてゆくのが見えてた

鐘が鳴り響く 誰がために?
そんな問いかけ虚しいかな
だけどね 俺は進むよ
悪い夢は 終わりにしよう
きっと ヒーローもそうだった
正義の先の愛 信じた
そうだよ 俺も同じだ
だから今更 引き返さない

ほら 今も何処かの弔鐘(かね)が…

二人の心 そっと
覗いてみたいんだ
きっとよく似た
色を映しているんだろ

まだ届かない もっと
もっとずっと語りかけ
いっそ相手の
居場所なんて忘れさせようか

でもそれは出来ないな

賢い猫に長靴を
履かせてネズミを捕まえた
どうしたの 牙はもう無いんだ
向こうに踏み出さないと

ほら誰も皆欲深く
国やひとも変わることなく
そうだろ 素直に言えばいい

『大事な物は、目には見えない』

バラに背を向け王子さま
(星を滅ぼすバオバブも)

砂漠で枯れるのを待つらしい
(この世界なら生きてゆける)
急いで このままじゃ永遠に
(いつでも この枝を伸ばそう)

夜空に笑顔を思うだけ
(身の内 水を湛えて


その前に迎えに行けよ
お前の国を蝕むつもりなんてないから
そこから出て来いよ
それじゃ行こうか

瞳伏せた“おやすみなさい”
せいぜい いい夢を見たいと
思えど 舳先(へさき)は東へ
染み付いた支配の傲慢
込み上げる市井の憤懣
今度もこの手は空を切る?

噛みつかないさ 優しくする
仕草動作 まだ紳士だろ
義兄に学び港開く
馬鹿じゃないな
知らないことが あるのならば
仕方が無いな 俺に聞け
全部見せろよ お前とならば
見つけられるか俺の…

ずっと憧れて常若国(ティル=ナ=ノグ)
制限なんて振り切ってくさ
魔法も時間も足りない
悪かったな 試してたんだ
まだ早いだろ理想郷(アヴァロン)は
でもその世界何故か近くて
そうだな 示しをつけよう
そうじゃないと始まらないな

なあ 俺について来いよ

教えてやるよ海軍作法
同じ島国簡単だろう
今なら素直なお前だ
肌と目の色 境界線
突き刺さるは 興味の視線
越えてさ ここまで来いよな

噛みつくほどに 痛いほどに
求めていたのは俺の方
信じられる 相手やっと
見つけ出した
俺のためだと 差し出す手の
強がり それも自覚した
傍にいろよ 不可思議アリス
茶会にしよう 二人で

鐘が鳴り響くキャメロット
円卓の騎士はいやしないが
どうして お前までいない
悪い夢は もういらない
きっとあの王もそうだった
信じ 愛して 裏切られた
そうだな 俺も同じだ
だって今でも待ってる馬鹿だ

ああ 俺なら此処にいるよ

お前の心そっと
覗いてみたいんだ
哀しい誤解
あふれかえっているんだろ
まだ間に合うなずっと
ずっとぎゅっと抱きしめて
いっそお前に
枷を嵌めて飼ってしまおうか
でもそれじゃ意味ないな

川辺焦がれる“モグラ(モール) ”に
森の友人たちは優しい
気付けよ このままのお前は
俺の目 見てやしないで
でも俺のように欲張りな国や
ひとは今日も変わらず
そうだな 素直に踏み出そう
手にしたのは 豆の一粒だ

雲 突き抜けて進むジャック
黄金だけじゃ足りないらしい
HAPPY END! これで月にまでも
いつだって逢いに行けるな

その腕をもう離さない
私の国を子供(しょこく)の玩具にはしないで
ここから連れ出さず…
それが願いです

襖を閉め おやすみなさい
せいぜい いい夢を見たいと
思うは 終いの時間か
ひるがえる犠牲の白刃
湧き起こる疑惑の追尋
今度も戦になりますか?

噛みつかないで優しくして
緑の目がまだ恐ろしい
芥子に病んだ義兄の噂
聞いたせいか
知らないことが あるとしても
知りたくありません 今はまだ
全部見せないあなたになんて
見せはしない私の…

ずっと憧れて常世国
西方の民が海を渡る
魔法か 時間が動き出す
悪い人か 未だ分からない
逃げ出したいの現世を
でもその世界にいる貴方
そうです 戦わなければ
そうでないと報われません

ああ 私をどうしたいんです?

背伸びをした維新開国
教え請います欧米諸国
今だけ 私を迎えて
青い海原 境界線
守る民の心 幾千
越えたらどこまで行けます?

噛みつくほどに 痛いほどに
焦がれていたのは私です
民はけれど あなたの事
認めはせず
己のためと 差し出す手を
握り返す それはあたたかさ
星の下の 牽牛織女 
奔流の向こうは遠くて

鐘が鳴り響く道成寺
焦がれる心が身を灼いた
ですから もうやめましょう
悪い夢と 諦めましょう
きっとあの子もそうだった
あまりに多くを願いすぎた
そうです 私も同じです
だって貴方に並ばなければ

ああ 私は何処に行けば…

私の心決して
覗いてはいけません
醜いものだけ
あふれかえっているでしょう
まだ貪欲ですもっと
もっとぎゅっと詰め込んで
いっそ貴方の居場所までも
埋めてしまおうか
でもそれは無意味です

太陽よりも小さな
ネズミが伴侶に相応しい
無理ですこのままで私は
貴方に嫌われるのでしょう
でも私より清廉な
国やひとは今日も変わらず
そうです 素直になります
望んだのは龍の珠でした

無理言いすぎたかぐや姫
月に連れ戻されたらしい
どうしようこのままじゃ私も
いつかはここからいなくなる

その前にもう一度だけ…


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